待ちに待った、小澤征爾指揮のオペラ公演が横須賀に!
「いま一番観たい演出家」カーセンにより
『タンホイザー』が新しく生まれ変わる!
 「東京のオペラの森」は、毎年桜の咲く季節に、「オペラという大掛かりで魅力的な音楽形式を軸に、世界に向けて、新たな表現の「発信」をしていこう」とする試みです。そして、そのオペラ公演が、2007年春、横須賀でも上演されます。
 今回の「タンホイザー」は共同制作をするパリ・オペラ座とリセウ歌劇場に先がけての新演出初演。官能の世界と清純な愛の葛藤。「愛」という永遠のテーマを描いたワーグナーの傑作を、鬼才カーセンが新たな解釈で贈る、注目の公演です。
 タンホイザーには“ワーグナー歌い”として、現在最も人気・実力があるステファン・グールド。ヴェーヌスにはレヴァイン、ヤンソンスなど一流指揮者から指名が絶えないミシェル・デ・ヤング。エリーザベトにはロシア人歌手の中でも、ネトレプコと並び、その声と美貌で将来の活躍が最も期待されている歌手の一人ムラーダ・フドレイと最高のキャストでお贈りいたします。

ヴォルフラム役で出演を予定しておりましたバリトンのリュドヴィク・テジエは、本人の都合により、来日出来なくなりました。
テジエに代わり、ヴォルフラム役はルーカス・ミーチェムが演じます。
音楽監督
/指 揮
小澤征爾
演 出 ロバート・カーセン
出 演 タンホイザーステファン・グールド
エリーザベトムラーダ・フドレイ
ヴェーヌスミシェル・デ・ヤング
ヴェルフラムルーカス・ミーチェム
領主ヘルマンアンドレア・シルベストレッリ
ヴァルタージェイ・ハンター・モリス
ビーテロルフマーク・シュネイブル
ハインリッヒ平尾憲嗣
ラインマール山下浩司
ほか
管弦楽 東京のオペラの森管弦楽団
合 唱 東京のオペラの森合唱団
※やむをえない事情で出演者が変更となる場合があります。ご了承ください。
※当初ヴォルフラム役で出演を予定しておりましたリュドヴィク・テジエは、本人の都合により、来日できなくなりました。
※当初エリーザベト役で出演を予定しておりましたクリスティーン・ゴーキーは、来春出産予定のため、来日できなくなりました。
装 置 ポール・スタインバーグ
衣 装 コンスタンス・ホフマン
照 明 ロバート・カーセン/ペーター・ヴァン・プラット
振 付 フィリップ・ジュラウドゥ


真新しい「タンホイザー」!注目の舞台が横須賀に!パリ・オペラ座とリセウ歌劇場 との共同制作、 鬼才カーセンの新演出で贈る、ワーグナー傑作の「タンホイザー」。
タンホイザーは、ドイツ中世の伝説的・歴史的な人物に基づいて、ワーグナーが描いた最も初期のロマン派芸術家の肖像である。今季の新作を手がけるのは演出家、ロバート・カーセン。カーセンは舞台を〈現在〉に置き換え、主人公タンホイザーの、「芸 術家」としての心理的な葛藤、そして彼をめぐる社会との関わりを核に意欲的に新演出に挑む。タンホイザーは、自らの芸術に対するインスピレーションを、官能的な衝動に見出そうとするが、社会はそれを受け入れることを拒否し作品の本質にドラマティックな対立を生む。常に「アヴァンギャルド」を創り出そうとする芸術家の本能的な欲求は、ワーグナーのみならず現代の私たちの世界にも通じるものである。

《あらすじ》
 ヴァルトブルクの騎士タンホイザーは、禁断の地ヴェーヌスベルクに赴き、女神ヴェーヌスとの快楽の日々を送っていたが、ある時ヴェーヌスベルクから離れようと決心。旧友ヴォルフラムから恋人エリーザベトの話を聞き、再び騎士に戻るようにとのかつての同僚たちの説得を受け入れ、ヴァルトブルクに帰る。

 ある日、ヴァルトブルク城で「愛の本質」という課題で歌合戦が開かれた。タンホイザーは歓楽こそ愛の本質であると歌い、ついにはヴェーヌスブルクにいたことを告白。騎士たちはタンホイザーに剣を抜いて迫り、領主は、タンホイザーにローマ教皇の許しが得られるまで、ヴァルトブルクに戻ることを禁じた上で彼を追放した。

 エリーザベトは自らの死と引きかえにタンホイザーの罪を許してもらおうと決意する。ローマ教皇はタンホイザーに対して、罪を許すことはなかった。自暴自棄に陥った彼は、再びヴェーヌスのもとへ向かおうとするが、エリーザベトの死を知り、彼女に寄り添う形で息を引き取る。
【プロフィール】
小澤征爾 (音楽監督/指揮)
 ボストン交響楽団と30年近くに亘り緊密な関係を保ち、このオーケストラを常に世界最高のひとつとして維持するとともに、ヨーロッパ、日本、中国、南米としばしばツアーを行い名声を高めた。
 また、ヨーロッパにおいては、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団などを定期的に指揮し、ヨーロッパ・ツアー、日本ツアーをしばしば行った。
 オペラ活動も活発で、ウィーン国立歌劇場、パリ・オペラ座、ミラノ・スカラ座などに数多く出演。2002年の秋からはウィーン国立歌劇場の音楽監督に就任した。
 日本においては、1992年から始めたサイトウ・キネン・フェスティバル松本の総監督、新日本フィルハーモニー交響楽団桂冠名誉指揮者、水戸室内管弦楽団顧問の任にあり、2000年からは若い音楽家の教育を兼ねた小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトに力を入れている。05年秋には、音楽塾では初の中国公演を実施した。
ロバート・カーセン (演出家)
 カナダ出身。トロントのヨーク大学とブリストル・オールド・ヴィック演劇学校で俳優として研鑚を積む。今日、世界の主要な歌劇場や音楽祭で、カーセンの作品が常にどこかで上演されているといっても過言ではない。現在最も人気のある演出家である。
 観ているものが思わず惹きこまれるような舞台の美しさには定評があり、さらに台本の深い読み込みに支えられた新しい解釈や、奥深い心理描写の表現などで、観客の心にも深い印象を与える舞台を作っている。
 最近の新演出では、特に、フェニーチェ歌劇場再建の際に上演された《椿姫》や、04年のザルツブルク音楽祭での《ばらの騎士》などが、世界中で話題になり、05年春には『東京のオペラの森』のオープニング作品となった《エレクトラ》も非常に高い評価を得た。この作品は08年春にフィレンツェ歌劇場で上演が決まっている。
ステファン・グールド (テノール)   タンホイザー
 “ワーグナー歌い”として、現在最も人気・実力があるヘルデン・テノール、世界の名だたる歌劇場・音楽祭でのワーグナー作品の上演には欠かすことができない歌手の1人。 バイロイト音楽祭には、04年にティーレマン指揮の 《タンホイザー》 のタイトルロールでデビューし大好評を博して以来、毎年招かれている。
ムラーダ・フドレイ (ソプラノ) エリーザベト
 98年マリインスキー劇場にて 《さまよえるオランダ人》 ゼンタ役でデビュー、同劇場ソリストとなる。06年の同劇場来日公演で 《ワルキューレ》に出演し、大きな話題となった。ゲルギエフやドミンゴらにその実力を高く評価され、頻繁に共演を重ねている。06年秋にはコヴェント・ガーデン王立歌劇場へ、07年には 《ワルキューレ》でメトロポリタン歌劇場へのデビューも決まっている。
ミシェル・デ・ヤング (メゾ・ソプラノ) ヴェーヌス
 ブーレーズ、バレンボイム、レヴァイン、ヤンソンス、メータ、小澤征爾などの指揮者から指名が絶えない人気歌手。 オペラではワーグナー作品も得意としており、メトロポリタン歌劇場での 《タンホイザー》 ヴェーヌス役の他、シカゴ・リリック・オペラでは 《リング》 にも出演、バイロイト音楽祭では 《パルジファル》 のクンドリー役でデビューし、好評を博した。
【料 金】S:¥28,000 A:¥22,000 B:¥16,000 C:¥10,000
友割学割
主催:(財)横須賀芸術文化財団、東京のオペラの森実行委員会
共催:(財)地域創造
企画・制作:東京のオペラの森実行委員会
11月3日(金・祝)発売