YOKOSUKA ARTS THEATRE

秋を彩るオペラ「鳥木弥生 メゾソプラノ・リサイタル」、「ハンガリー国立歌劇場『魔笛』」

 皆様、やっと秋らしさを感じる今日この頃、観劇のご予定はもうお決まりですか?横須賀芸術劇場ではオペラを満喫できる公演を2本ご用意しています。

 まずは10月9日(日)「鳥木弥生 メゾソプラノ・リサイタル」(会場:ヨコスカ・ベイサイド・ポケット)です。詳細はこちら https://www.yokosuka-arts.or.jp/performance/detail/?id=2262
 国内外で活躍中の鳥木弥生さん。当劇場のオペラ宅配便シリーズにたびたび出演し、その美声と演技力で聴衆の心を揺さぶったのは記憶に新しいところです。今回のリサイタルではイタリア・オペラのメゾ・ソプラノの神髄を披露してくれます。ベッリーニに始まり、ドニゼッティ、ヴェルディ、ポンキエッリ、チェレア、プッチーニとこんなに沢山聴ける機会はあまりないことです。「ノルマ」、「イル・トロヴァトーレ」ほか、日本で上演があまりない作品からも、名アリアや二重唱を披露。二重唱は、今、大注目のソプラノ 小林厚子さんとの共演です。小林さんは「アドリアーナ・ルクヴルール」の名アリアも歌いますのでご期待ください。名アリアと二重唱に酔いしれるひとときをお楽しみください。特にイタリア・オペラ好きの方は、聴き逃せないはずです!

 そして11月3日(木・祝)には、コロナ禍を経て、3年ぶりにハンガリー国立歌劇場が来日します。演目は、誰もが心踊る『魔笛』(会場:よこすか芸術劇場)。詳細はこちら https://www.yokosuka-arts.or.jp/performance/detail/?id=1978
 ファンタジックなストーリーにのせて、これでもかと言わんばかりに、繰り広げられるモーツァルトの美しい音楽。楽しい!の一言につきます。ハッピーエンドの作品ゆえ「オペラを初めて観てみよう」という方にもおすすめです。日本語字幕もあります。でも、観る前にストーリーを予習しておいて、まずは音楽を聴いて表現される心情を感じてみましょう。オペラ鑑賞の第一歩です。
 オペラ好きの方には作品の説明は必要ございませんが、この作品を十八番とする歌劇場の上演であることは申し上げておきます。「ノリ」が違います。まだ、ハンガリー国立歌劇場の「魔笛」をお聴きになったことのない方、この機会を逃してはなりません!

 オペラを楽しむには、ヨコスカ・ベイサイド・ポケット(小劇場)も、よこすか芸術劇場(大劇場)も、最上の環境です。小劇場では、身近に声を感じて鑑賞できますし、大劇場は、オペラハウス仕様で大空間ならではの音響をお楽しみいただけます。皆様のお越しを心よりお待ちしております。 そして、どうぞ良い席はお早めに。