YOKOSUKA ARTS THEATRE

邦楽演奏家 丸田美紀&藤原道山が、新年に描く和の形~「春の海」から「In C」まで~

日本を代表する邦楽器奏者の共演

丸田美紀は、箏の音を追求し、柔軟な感性と適応力を備え持ち、過去にグラミー賞受賞作品に参加するなど国内外で幅広い演奏活動を展開する名手。
藤原道山は、演奏会への出演のみならずCDや映像作品を多数リリースするほか、現在東京藝術大学副学長の要職を務め、教育活動にも力を注ぐ、日本を代表する尺八奏者。
この度、邦楽界を牽引する2人が2023年の公演以来、再びタッグを組んで、横須賀の新年を彩ります。

邦楽の真ん中に君臨する作品群

この公演のスタートは「春の海」。言わずと知れた箏と尺八の傑作です。雅な調べに新年の訪れを心から感じられることでしょう。そして、尺八と箏それぞれのソロでは楽器本来の奥深い音色をお楽しみいただきます。前半最後には、ゲストに池上眞吾(箏)を迎え、彼の作品を3人のアンサンブルで演奏します。

In C

後半は、ミニマル・ミュージックの代表的な作品“In C”を邦楽器だけで演奏します。この作品は、1964年にテリー・ライリーによって作曲され、楽譜に記された53個の断片的な音型を、反復されながら推移していきます。途中で倍音や和声が生まれながら音楽が進み、全員が最後の音型にたどり着くまで続きます。繰り返しと次に移るタイミングは奏者各自に任されている、まさに一期一会のサウンドをお楽しみいただけます。

ニューイヤーコンサート2026 新春を寿ぐ、和の饗宴
邦楽演奏家 丸田美紀&藤原道山が、新年に描く和の形~「春の海」から「In C」まで~

2026年 1月10日 (土) 14:00開演 (13:30開場)
ヨコスカ・ベイサイド・ポケット