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オーケストラ 主催 終了

【公演中止】第11回米海軍第7艦隊バンド&横須賀交響楽団フレンドシップコンサート アメリカン・サウンド・イン・ヨコスカ

2020年 9月13日 (日)   

よこすか芸術劇場

S席:3,600円A席:2,600円B席:1,100円

※未就学児童は入場できません。

本公演は、7月末に発売を予定しておりましたが、新型コロナウィルス感染症の影響により、舞台上の出演者間の社会的距離の問題を解決することが困難であること、十分なリハーサルを行う環境がない状況であることから、やむを得ず中止させていただきます。本公演を楽しみにお待ちいただいていたお客様には大変申し訳ありませんが、何卒ご了承のほどお願いいたします。

これぞ横須賀!四半世紀にわたり人気を博し続けてきた日米音楽の祭典

米海軍バンドと市民オーケストラによるダイナミック・サウンド。
1995年から本公演のタクトをとり続けている名匠・秋山和慶を中心に、米海軍第7艦隊バンドと市民オーケストラの横須賀交響楽団がお贈りする大人気公演。
今年も第7艦隊バンドのスペシャル・パフォーマンス、定番のマーチに加え、映画「鉄道員(ぽっぽや)」や「A列車で行こう」など、日本とアメリカそれぞれの「鉄道にまつわる曲」を演奏します。最後は自身も“鉄道マニア”のドヴォルザークがアメリカ滞在中に作曲した交響曲 第9番「新世界より」(最終楽章)で締めくくる、聴きごたえ十分のプログラムです。


公演は中止となりましたが、出演の3名の指揮者からメッセージを頂きました。去年の公演の様子も出てきますので、ぜひご覧ください。

出演

指揮:秋山和慶(東京交響楽団桂冠指揮者)
   ルイス・E・エスピノーサ大尉(米海軍第7艦隊バンド・バンドマスター)
   石野雅樹(横須賀交響楽団音楽監督)
管弦楽:米海軍第7艦隊バンド/横須賀交響楽団
司会:高嶋秀武

出演者プロフィール
指揮:秋山和慶


 1941年生まれ。64年に東京交響楽団を指揮してデビューののち40年にわたり同団の音楽監督・常任指揮者を務める。日本のオーケストラはもとより、サンフランシスコ交響楽団、ロサンゼルス・フィルハーモニック、フィラデルフィア管弦楽団、ニューヨーク・フィルハーモニック、ボストン交響楽団、ロイヤル・フィルハーモニー、ハンブルク北ドイツ放送交響楽団、ケルン放送交響楽団、スイス・ロマンド管弦楽団などに客演し、卓抜したバトンテクニックで指揮、いずれも高い評価を得ている。これまでにサントリー音楽賞、大阪府民劇場賞、大阪芸術賞、芸術選奨文部大臣賞、東京交響楽団とともに毎日芸術賞、京都音楽賞大賞、モービル音楽賞などを受賞。ほかに紫綬褒章、旭日小綬章を受章。2014年には文化功労者に選出され、15年渡邉暁雄音楽基金特別賞を受賞。現在、東京交響楽団桂冠指揮者、広島交響楽団終身名誉指揮者、九州交響楽団桂冠指揮者、中部フィルハーモニー交響楽団芸術監督・首席指揮者を務めるほか、洗足学園音楽大学教授、京都市立芸術大学客員教授を務めている。

指揮:ルイス・E・エスピノーサ大尉

ルイス・E・エスピノーザ

 ルイス・エスピノーザ大尉は、プエルトリコ出身で2002年にアメリカ海軍に入隊。研修後に、バージニアの軍内音楽学校に入校、クラリネットおよびサックス奏者として任を受ける。
 2003年、イリノイ州の米海軍五大湖バンドに所属、吹奏楽やジャズ・コンボ、ビッグバンドの奏者、ソリストとして秀でた活動をする。また、フェア・ウィンド木管アンサンブルのリーダーとして従事。
 2008年、イタリアのナポリを拠点とし、105の国を活動範囲とする米海軍ヨーロッパ/アフリカバンドに配属され、式典バンドや木管四重奏のリーダーとなり、ハイレベルな聴衆や軍関係者の前で定期的に演奏。さらに、アフリカ・パートナーシップ・ステーションというミッションに携わり、29か国で演奏する機会を得た。その中には1946年入り初となるモスクワの赤の広場での戦勝記念日の式典での演奏が含まれる。
 2013年、バージニアのノーフォークの米艦隊バンドに配属され、鼓笛隊長として28人のメンバーを率いて、軍の式典に従事。中には名高いバージニア・インターナショナル・タトゥー(2014年)が含まれる。2015年、軍の音楽学校にて音楽やサックスの教師として海軍および海兵隊の音楽プログラムに従事。
 2015年12月、太平洋艦隊バンドのアシスタント・バンドマスターに就任。2018年、軍内で受賞多数。

指揮:石野雅樹

石野雅樹

 横須賀市生まれ。県立追浜高等学校在学中にトロンボーン奏者として横須賀交響楽団に入団。東海大学教養学部にて音楽学を専攻。その後、団の永久指揮者である故・根本英男氏に指揮法を伝授される。76年の団創立20周年記念演奏会で指揮者としてデビュー、78年に常任指揮者に就任、現在音楽監督。適切な分析力とともにスケールの大きな音楽を創ることで定評がある一方、オーケストラ編曲も得意としている。また、各演奏会の主催者や会場とのマネージメント業務およびさまざまな企画にも積極的に取り組み、名実ともに横須賀交響楽団の顔となっている。著作に、トランペット名曲集、オーケストラ名旋律集(ドレミ楽譜出版社刊・共著)など多数あり。

バンド:米海軍第7艦隊バンド

米海軍第7艦隊バンド

 アメリカ海軍第7艦隊バンドは、11あるアメリカ海軍バンドの一つで、揚陸指揮艦ブルーリッジとともに横須賀を中心として活動を展開している。艦隊や基地、外国の要人達の前での演奏のほか、西太平洋中の多くの地域での親善イベント等、音楽を通じたサポートを行っている。軍楽隊の中でも卓越した優秀なミュージシャンたちが揃っている。

管弦楽:横須賀交響楽団

横須賀交響楽団

 1956年、湘南交響楽団として創立、同年11月第1回定期演奏会を開催。65年、横須賀交響楽団と改称。
 活動は、年2回の定期演奏会を中心に、カジュアル・コンサート、組曲「横須賀」演奏会、ふれあいコンサート、アメリカン・サウンド・イン・ヨコスカへの出演のほか、市民音楽のつどいにも参加するなど、年間8~9回の演奏会を精力的に行っている。72年、中国中央楽団創作のピアノ協奏曲「黄河」の日本人初演。88年、とうきょうエキコンにアマチュア初出演。91年、第40回神奈川文化賞を受賞。また、2008年にはマスカーニ「カヴァレリア・ルスティカーナ(指揮:北原幸男)」を横須賀芸術劇場合唱団と共演し、初めてのオペラ全曲公演に成功、大好評を博した。昨年、創立60周年を迎えた。現在の団員は150名を超え、市民とともに歩む県下でも有数のアマチュア交響楽団として、その活動が注目されている。

司会:高嶋秀武

高嶋秀武

 1942年横須賀市不入斗町生まれ。1965年明治大学政治経済学部卒業後アナウンサーとしてニッポン放送入社。ナイター中継、深夜放送「オールナイトニッポン」などを経て朝の情報番組に転身。「高嶋ひでたけのお早う!中年探偵団」でラジオの朝の情報番組を定着させた実績を持つ。1990年フリーに。その後も「高嶋ひでたけのあさラジ」など早朝ラジオの情報番組をトータルで30年務める。2014年3月「マイク生活50周年」の記念イベントを日比谷公会堂で行った。庶民感覚とお茶の間の実感を持ちながらそれぞれのテーマに対して切り込むおしゃべりが人気のラジオパーソナリティである。この「アメリカン・サウンド・イン・ヨコスカ」の司会も10回目となる。

曲目

第1部
米海軍第 7 艦隊バンド スペシャルパフォーマンス

第2部
コープランド 市民のためのファンファーレ
スーザ 士官候補生
スーザ マンハッタン・ビーチ
スーザ 自由の鐘
シュトラウスⅡ ポルカ・シュネル「観光列車」op.281
鉄道の歌メドレー(三浦秀秋 編曲)
(鉄道唱歌、汽車ポッポ、汽車、高原列車は行く、電車ごっこ、花嫁、線路はつづくよどこまでも)
A列車で行こう(三浦秀秋 編曲)
国吉良一(三浦秀秋 編曲) 「鉄道員(ぽっぽや)」テーマ曲
ドヴォルザーク 交響曲 第9番 ホ短調 op.95 「新世界」より 第4楽章

お問い合わせ

横須賀芸術劇場 046-828-1602

主催 公益財団法人横須賀芸術文化財団
協力 横須賀商工会議所/横須賀ロータリークラブ/横須賀防衛協会