YOKOSUKA ARTS THEATRE

まもなく開催!N響メンバーによるアフタヌーン・コンサート vol.3

来月2月8日に小劇場で開催する「N響メンバーによるアフタヌーン・コンサートvol.3」。

このシリーズは2019年から、平日の昼間に気軽に楽しめるコンサートとして毎年2月に開催してきました(これまでに横島礼理、村井智、小井土文哉(vol.1)、中村淳二、岡本知也(vol.2)が出演)。
今年は若くして大活躍中の3人、倉冨亮太(ヴァイオリン)、山中惇史(ピアノ)、そしてゲストに笹沼 樹(チェロ)が出演します。


公演まであと2週間と迫り、当日演奏するすべての曲目が決定。クラシックに留まらず、ポピュラーな映画作品もあり、その時代のアメリカの雰囲気が随所に漂う彩り豊かなプログラムとなりました。

前半は、ジャズの雰囲気が漂うガーシュウィンの「三つの前奏曲」や超絶技巧が楽しめるパガニーニの「ラ・カンパネラ」でスタート。そしてアメリカが世界に誇る映画文化から「スター・ウォーズ」の「Luke and Leia」を山中惇史による編曲でお届けいたします。
前半最後は、チェコ国民(ボヘミア)楽派を代表するドヴォルザークが、仕事の契約でアメリカに長期滞在していた際に作曲した「ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ」。自分の100作目の記念も兼ねながら自分の子どもたちも含めた若い世代のために書かれ、滞在したアイオワ州で聴いたメロディを使ったと言われています。

後半は、ゲストの笹沼が加わり、ラフマニノフの美しい旋律をチェロの響きとともに堪能する「ヴォカリーズ」から始まり、室内楽の魅力が詰まったドヴォルザークのピアノ三重奏曲第4番”ドゥムキー”から抜粋してお楽しみいただきます。チェコ(ボヘミア)で生まれ育った彼がその後“新大陸アメリカ”に渡り、前記の「ソナチネ」を作曲する2年前、49歳の時に書かれた作品で、転調やリズムの変化に富んだ名作です。
コンサートのクライマックスは、1957年初演、61年の映画化で大ヒット、未だミュージカルの金字塔と言っても過言ではない「ウエストサイド物語」。当時のニューヨークを生き生きと描き出したバーンスタインの音楽は、60年以上が経過しても色褪せることなく人々の興奮を掻き立てます。山中惇史によるヴァイオリン・チェロ・ピアノの楽器の個性が最大限に発揮されたトリオ編曲版は必聴です!


★公演に向けて、出演する3人からビデオメッセージが届きました!


N響メンバーによるアフタヌーン・コンサート vol.3

2021年 2月8日 (月)
14:00開演 (13:15開場)

ヨコスカ・ベイサイド・ポケット(小劇場)
S席:2,600円 A席:2,100円

【出演】
倉冨亮太(ヴァイオリン)
山中惇史(ピアノ)
[ゲスト]笹沼樹(チェロ)


【予定曲目】
ガーシュウィン:三つの前奏曲
J.ウィリアムズ(山中編):映画「スター・ウォーズ」より “Luke and Leia”
パガニーニ (クライスラー編):ラ・カンパネラ
ドヴォルザーク:ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ ト長調 作品100 B.183
ラフマニノフ:ヴォカリーズ
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲 第4番「ドゥムキー」より第1,4,5,6楽章
バーンスタイン(山中編):「ウエストサイド物語」メドレー
※曲目、曲順は変更になる場合があります。

公演の詳細・チケットのお求めはこちら

※ご来場の際には、「新型コロナウィルス感染防止対策の取り組みと来場者の皆様へのお願い」をご覧ください。

おすすめ