公演・イベント情報 Event Information

オーケストラ 主催 終了

フジコ・ヘミング 協奏曲の夕べ

2020年 12月1日 (火) 15:00開演 (14:00開場)

よこすか芸術劇場

S席:11,000円A席:9,500円B席:8,000円

学割会員割

※未就学児童は入場できません。

※追加席の購入につきましては、WEB・電話予約センターにてご予約をお願いします。
※インターネットの取り扱いはS席、A席。
※ご来場の際には、「新型コロナウィルス感染防止対策の取り組みと来場者の皆様へのお願い」をご覧ください。
ご来場の皆様へのお願い
◆マスクの着用及び事前の検温、手洗い、手指の消毒をお願いいたします。
◆以下に該当する方は、ご来場をお控えいただきますようお願いいたします。
 ・37.5℃以上の発熱がある方、または発熱が続いている方
 ・咳、頭痛、のどの痛み、全身倦怠感、鼻汁、鼻閉、味覚・臭覚障害、眼の痛みや充血、
  関節・筋肉痛、その他平常とは違う症状の方
 ・新型コロナウイルス感染症陽性とされた方との濃厚接触がある方
 ・その他、体調に不安がある方
 ・過去14日以内に感染が引き続き拡大している国・地域への渡航並びに当該国・地域の在住者と
  濃厚接触がある方
上記該当の方へは、ご購入済みのチケットは払戻いたしますので、公演1週間前から公演当日までにご連絡ください。
 (横須賀芸術劇場 046-828-1602)
◆社会的距離の確保や咳エチケットにご協力ください。
◆コインロッカー、クロークはご利用いただけませんので、お手荷物は最小限でお願いいたします。
◆飲食カウンター、託児の各サービスは中止させていただきます。

魂のピアニストと旅する、音楽の世界

 ますます深みを増していく魂のピアニスト、フジコ・ヘミング。「人生そのもの」と称される彼女の音楽は多くの聴衆を魅了し、音楽の深淵へと誘います。
 振替となった本公演では、もはや彼女の代名詞となった「ラ・カンパネラ」をもちろん、モーツアルトが現代に遺した名曲「ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K.467」や、オーケストラが紡ぎ出す名曲の数々を、余すところなくお楽しみいただきます。
 他では聞くことのできない唯一無二の人生の音色にご期待ください。

出演

指揮:マリオ・コシック
管弦楽:東京ニューシティ室内管弦楽団

出演者プロフィール
ピアノ Piano:フジコ・ヘミング Fuzjko Hemming

フジコ・ヘミング Fuzjko Hemming
Fuzjko Hemming

 日本人ピアニストの母と、ロシア系スウェーデン人デザイナーの父を両親として、第二次世界大戦直前のベルリンに生まれる。父と別れ、東京で母の手ほどきでピアノを始める。東京藝術大学を経て、28歳でドイツへ留学。ベルリン音楽学校を優秀な成績で卒業。その後演奏家としてキャリアを積み、バーンスタインなど世界的音楽家からの支持を得るが、大切なリサイタル直前に風邪をこじらせ聴力を失う。失意の中、ストックホルムに移住。ピアノ教師をしながら、欧州各地でコンサート活動を続ける。
 1999年には、フジコのピアニストとしての軌跡を描いたNHKのドキュメント番組、ETV特集『フジコ〜あるピアニストの軌跡〜』が放映され大反響を巻き起こす。「フジコの演奏をもっと聴きたい」という視聴者からの要望が殺到し、番組は幾多に及び再放送され、さらに続編「フジコ、ふたたび〜コンサートin奏楽堂」も放送された。
 同年に発売されたファーストCD『奇蹟のカンパネラ』は200万枚を超える売り上げという、クラシック界異例の大ヒットを記録し、いまだにその記録を更新し続けている。
 その稀有な半生をフジTV系列で菅野美穂主演でドラマ化される。高視聴率を獲得し人気を不動のものにした。
 これまで2枚のCDで日本ゴールドディスク大賞、4度にわたる各賞のクラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞。世界各国の公演に出演し続け、その名声を海外に広げている。
 2016年4月にはニューヨークの国連本部会議場で「日本国連加盟60周年記念」の文化事業で演奏し拍手喝采。その後「日本人移民開始80周年記念文化事業」コンサートと南米ツアーを大好評で終えた。
 支援活動として、米国同時多発テロ後の被災者救済のために1年間のCD印税全額寄付や、アフガニスタン難民のための、ユニセフを通じたコンサート出演料の寄付、3.11東日本大震災復興支援チャリティーコンサート及び被災動物支援チャリティーコンサートといった支援活動を続けている。

指揮 Conductor:マリオ・コシック Mario Kosik

マリオ・コシック Mario Kosik

 2000年にカルロヴィ・ヴァリ・シンフォニー・オーケストラの首席指揮者に任命。これを機に、プラハ室内管弦楽団、プラハ交響楽団、ブルノ国立管弦楽団、オナスラヴァのヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団など、ヨーロッパでも有数のアンサンブル、管弦楽団や歌劇場に客演として招待される。また、スロバキア国立放送交響楽団の指揮者として、国内外で高く評価されている。モラヴィア・フィルハーモニー管弦楽団との共演で2006年に初来日し成功をおさめ、その後日本には何度も招聘されツアーを行っている。

室内楽  Chamber orchestra:東京ニューシティ室内管弦楽団

芸術監督・常任指揮者に内藤彰を擁し1990年に設立。定期演奏会、オペラ、バレエ、名曲コンサート、スクールコンサート(音楽鑑賞教室)、レコーディングなど幅広く活躍している。
 「いつも なにかが あたらしい」をキャッチフレーズに、最新の音楽的研究成果や、作曲家が生きていた時代の奏法を積極的に取り入れるなど、斬新かつ意欲的な内容となっている。また、ツィメルマン、パヴァロッティ、カウフマンなど、著名な演奏家と共演している。

曲目

 モーツアルト 交響曲 第40番ト短調 K.550
 モーツァルト ピアノ協奏曲 第21番 ハ⻑調 K.467
 リスト パガニーニ大練習曲集 第3曲 嬰ト短調 S.141 R.3b 「ラ・カンパネラ」
  ※都合により曲⽬、曲順が変更となる場合がございます。

お問い合わせ

横須賀芸術劇場 046-828-1602

主催 公益財団法人横須賀芸術文化財団