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オペラ 主催 終了

【公演延期】ハンガリー国立歌劇場 モーツァルト 歌劇「魔笛」

2021年 11月14日 (日)  

よこすか芸術劇場

予定しておりましたハンガリー国立歌劇場日本公演について、日本およびハンガリー両国において新型コロナウイルスの感染拡大が収まらず、現地では歌劇場も閉鎖されており、再開の見通しが経たない事や、日本入国に際しての2週間の隔離制限などを鑑みた結果、公演を来年に延期することといたしました。
本公演を楽しみにお待ちいただいていたお客様には大変申し訳ありませんが、何卒ご理解とご了承のほどお願いいたします。

ハプスブルク帝国の二大王立劇場としてウィーン国立歌劇場と並び称された歌劇場 伝統と実力のオペラハウスが贈る名作

「魔笛」は、オーストリア・ハンガリー帝国の文化的土壌の中で作曲され上演し続けられている同劇場の代表作です。王子が捕らわれの姫を救い出すという冒険ファンタジーで、モーツァルトの宝石のような美しい音楽とファンタスティックな物語が魅力です。夜の女王が歌う圧倒的な超絶技巧アリア、パパゲーノの「おいらは鳥刺し」やパパゲーナとの楽しい二重唱「パ・パ・パ」など、一度聴いただけで心に残る名曲に溢れています。
歌劇場専属の実力派歌手が伝統の力に現代のフレッシュな感覚を加味して魅力あふれる舞台をお贈りします。

出演

指揮:ヤーノシュ・コヴァーチュ
演出:ミクローシュ・シネタール
ソリスト:ハンガリー国立歌劇場専属歌手
ハンガリー国立歌劇場管弦楽団/合唱団

出演者プロフィール
:ハンガリー国立歌劇場

王妃エリザベートも愛したハプスブルク帝国の王立歌劇場
1884年のこけら落とし公演には皇帝フランツ・ヨーゼフ1世が臨席。ハプスブルク帝国の二大王立劇場としてウィーン国立歌劇場と並び称された。開場後まもなく若干28歳のグスタフ・マーラーが音楽監督・指揮者を務め黄金時代を築いた。プッチーニは当劇場で「蝶々夫人」「マノン・レスコー」を自ら指揮した。バルトークも「青髭公の城」や「かかし王子」の初演を果たすなどハンガリーだけではなく世界のオペラ界で重要な役割を担ってきた。

マーラー、カラヤンをはじめ綺羅星のような歴代指揮者
マーラーがウィーン国立歌劇場に移ったあとも伝説的指揮者アルトゥール・ニキシュを音楽監督として呼び、劇場の名声はさらに高まり、常に同時代のトップクラスの指揮者を登壇させてきた。第2次大戦後もハンガリー政府の文化政策の中核を担い、クレンペラー、カラヤン、ショルティといった綺羅星のような指揮者が次々と登場してきた。近年はヤーノシュ・コヴァーチュが実質的な音楽監督として活躍している。コバーチュはイタリア・オペラからワーグナーまで幅広いレパートリーを持ち、東京フィルハーモニーに客演した時には吉田秀和に絶賛されている。

お問い合わせ

横須賀芸術劇場 046-828-1602

主催 公益財団法人横須賀芸術文化財団