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オーケストラ合唱 主催 終了

「第九」演奏会

横須賀芸術劇場合唱団定期演奏会vol.49

2022年 12月4日 (日) 15:00開演 (14:00開場)

よこすか芸術劇場

S席:3,000円A席:2,500円B席:1,500円

※未就学児童は入場できません。

※発売当日はインターネット、電話のみとなります(窓口販売はございません)。
※ご来場の際には、「新型コロナウィルス感染防止対策の取り組みと来場者の皆様へのお願い」をご覧ください。

※本公演は感染症対策の一環で、団員はマスク着用で歌唱します。

市民のオーケストラ、合唱、そして実力派ソリスト達と贈る迫力の「歓喜の歌」

 横須賀の年末を彩る「第九演奏会」。名匠秋山和慶のタクトが復活の「第九」を導きます。ソリストには、横須賀出身の松永知史をはじめ、活躍目覚ましい実力派を迎えます。
 今回は新型コロナウイルス感染症対策を講じて、約100名による合唱と市民オーケストラが手を携え渾身の演奏をお届けします。

出演

指揮 秋山和慶

ソプラノ 松永知史
アルト 小野綾香
テノール 澤﨑一了
バリトン 成田 眞

管弦楽 横須賀交響楽団 

合唱 横須賀芸術劇場合唱団
合唱指揮 梅沢一彦

出演者プロフィール
指揮 Conductor:秋山和慶 Kazuyoshi Akiyama

秋山和慶 Kazuyoshi Akiyama

 1941年生まれ。齋藤秀雄のもとで指揮法を修め、1963年に桐朋学園大学音楽学部を卒業。1964年2月に東京交響楽団を指揮してデビューののち同団の音楽監督・常任指揮者を40年間にわたり務める。その間、トロント響副指揮者、アメリカ響音楽監督、バンクーバー響音楽監督(現在桂冠指揮者)、シラキュース響音楽監督、大阪フィル首席、札幌響首席、広島響首席、九州響首席などを歴任。サンフランシスコ響、クリーヴランド管、ロサンゼルス・フィル、フィラデルフィア管、ニューヨーク・フィル、ボストン響、シカゴ響、ロイヤル・フィル、NDR北ドイツ放送響、ケルン放送響、ベルリン放送響、スイス・ロマンド管、チューリッヒ・トーンハレ管などに客演している。
 これまでに第6回サントリー音楽賞(1975年)、芸術選奨文部大臣賞(1995年)、大阪府民劇場賞(1989年)、大阪芸術賞(1991年)、第36回川崎市文化賞(2007年)、広島市民賞(2008年)をはじめ、東京響とともに毎日芸術賞(1994年)、第8回京都音楽賞大賞(1993年)、モービル音楽賞(1996年)、第29回サントリー音楽賞(1997年)を受賞。2001年11月に紫綬褒章、2011年6月には旭日小綬章を受章。2014年度文化功労者に選出。同年中国文化賞(広島)、徳島県表彰特別功労賞を受賞、2015年渡邉暁雄音楽基金特別賞を受賞。
 2014年指揮者生活50年を迎え、2015年2月には回想録「ところで、きょう指揮したのは?」 (共著/アルテスパブリッシング刊)を出版。
 現在、中部フィルハーモニー交響楽団芸術監督・首席指揮者、日本センチュリー交響楽団ミュージックアドバイザー、岡山フィルハーモニック管弦楽団ミュージックアドバイザー、東京交響楽団桂冠指揮者、広島交響楽団終身名誉指揮者、九州交響楽団桂冠指揮者など多くの任を務めるほか、洗足学園音楽大学芸術監督・特別教授、京都市立芸術大学客員教授を務めている。

ソプラノ Soprano:松永知史 Chifumi Matsunaga

松永知史 Chifumi Matsunaga
Yoshinobu Fukaya auraY2

 横須賀出身。桐朋学園大学卒業、沖縄県立芸術大学大学院修了。沖縄県人材育成財団海外奨学生として渡独。ミュンヘン市立リヒャルト・シュトラウス音楽院大学院修了。
 ヨーロッパを中心に多数のミサ曲、オラトリオに出演。主なオペラ出演に「フィデリオ」マルツェリーナ、「バラの騎士」ゾフィー、「ヘンゼルとグレーテル」グレーテル、眠りの精、「後宮からの逃走」コンスタンツェ、「ラ・ボエーム」ミミ、ムゼッタ、「魔笛」パミーナ、パパゲーナ、「フィガロの結婚」スザンナ、バルバリーナなどがある。またソリストとしてブダペスト・ヨハン・シュトラウス・オーケストラ、バイエルン国立歌劇場室内楽団と共演。NHK-テレ教育番組に出演するなど多彩な活動を展開している。
 二期会会員。

メゾソプラノ Mezzo Soprano:小野綾香 Ayaka Ono

小野綾香 Ayaka Ono

 愛知県出身。東京藝術大学を経て、同大学大学院音楽研究科修士課程及び博士後期課程を修了。ロシア歌曲における歌唱音声の研究により博士号(音楽)を取得。在学時に三菱地所賞受賞。長野羊奈子賞、毛利準賞、武藤舞基金、宗次エンジェル基金奨学生。第25回奏楽堂日本歌曲コンクール第2位。第87回日本音楽コンクール声楽部門第3位、併せて木下賞を受賞。
 温かく透明感のある歌声と評され、これまでにバッハ『ヨハネ受難曲』『ロ短調ミサ』、ヘンデル『メサイア』、ベートーヴェン『第九』等宗教曲をはじめ、オペラ、新作歌曲等の分野でも活動の幅を広げている。
 東京藝術大学附属音楽高等学校非常勤講師。東京二期会、日本演奏連盟会員。

テノール Tenor:澤﨑一了 Kazuaki Sawasaki

澤﨑一了 Kazuaki Sawasaki

 国立音楽大学卒業。第53回日伊声楽コンコルソ第2位及び五十嵐喜芳賞、第2回V.テッラノーヴァ国際声楽コンコルソ第1位ほか多数受賞。藤原歌劇団には、2016年「トスカ」スポレッタでデビュー以降、「道化師」「ラ・トラヴィアータ」「カルメン」「蝶々夫人」「清教徒」に出演。23年1月「トスカ」カヴァラドッシで出演予定。その他「リゴレット」、「ラ・トラヴィアータ」、「連隊の娘」等に出演。15年、ビトントでのトラエッタ・オペラフェスティバル「蝶々夫人」ピンカートンでイタリアデビュー。また、「レクイエム」や「第九」「メサイア」、天皇陛下御即位二十年奉祝曲「太陽の光」を歌うなど、多岐に渡り活躍中。藤原歌劇団団員。

バリトン Baritone:成田 眞 Makoto Narita

成田 眞 Makoto Narita

 名古屋市出身。愛知教育大学教育学部を経て、東京藝術大学音楽学部声楽科を卒業。同大学院修士課程オペラ科修了。声楽を中川牧三、畑中良輔、小野光子、平野忠彦、アントン・グァダーニョ、カルロ・メリチャーニの各氏に師事。その歌唱は学生時代から注目され、これまでに内外の著名な指揮者や交響楽団との共演の数は枚挙に暇がない。1996年、97年シドニー・オペラ・ハウス「第九」、2005年ウイーン楽友協会ホール/ヴェルディ「レクイエム」、2012年NYカーネギーホール/モーツァルト「レクイエム」に出演。海外においても好評を博し、存在感ある確かな演奏に定評のある実力派バス・バリトンとして活躍している。

管弦楽 Orchestra:横須賀交響楽団 Yokosuka Symphony Orchestra

 1956年、湘南交響楽団として創立、同年11月第1回定期演奏会を開催。65年、横須賀交響楽団と改称。活動は、年2回の定期演奏会を中心に、カジュアル・コンサート、ファミリーコンサート、組曲「横須賀」演奏会、ふれあいコンサート、アメリカン・サウンド・イン・ヨコスカへの出演のほか、市民音楽のつどいにも参加するなど年間8~9回の演奏会を精力的に行っている。88年、とうきょうエキコンにアマチュア初出演。91年、第40回神奈川文化賞を受賞。また、2008年3月にはマスカーニ「カヴァレリア・ルスティカーナ」(指揮:北原幸男)を横須賀芸術劇場合唱団と共演し、初めてのオペラ全曲公演に成功、大好評を博した。21年、創立65周年を迎えた。現在の団員は100名を超え、市民とともに歩む県下でも有数のアマチュア交響楽団として、その活動が注目されている。

合唱 Chorus:横須賀芸術劇場合唱団 Yokosuka Arts Theatre Chorus

 劇場専属のアマチュア合唱団として、1995年9月創立。96年にモーツァルト「レクイエム」(指揮:大友直人 東京交響楽団)でプロオーケストラと初共演し、以降毎年12月にベートーヴェン「第九」を演奏するほか、これまで合唱曲やオペラコーラスなど、多くの楽曲を披露している。2008年からは「美しき日本の歌」と題し、オリジナル編曲による歌い継ぐべき日本の楽曲の演奏にも取り組んでいる。また、同年3月には、マスカーニ『カヴァレリア・ルスティカーナ』で、初めてオーケストラとのオペラ公演を上演(指揮:北原幸男 横須賀交響楽団)。09年7月には劇場開館15周年記念演奏会にて、ベートーヴェン「ミサ・ソレムニス」を演奏し好評を博した(指揮:小松一彦 神奈川フィルハーモニー管弦楽団)。常任指揮者には梅沢一彦。主任ピアニストに松本康子、アシスタントに石倉孝行、原語指導に三ヶ尻正、ほか多くの音楽スタッフが指導にあたっている。

曲目

ベートーヴェン 交響曲 第9番 ニ短調 Op.125 「合唱付」

お問い合わせ

横須賀芸術劇場 046-828-1602

主催 公益財団法人横須賀芸術文化財団
協賛 京浜急行電鉄株式会社
協力 横須賀交響楽団