公演・イベント情報 Event Information

伝統芸能 主催 終了

令和五年度(公社)全国公立文化施設協会 主催 西コース

松竹大歌舞伎

☆午前の部☆

2023年 8月31日 (木) 11:30開演 (10:45開場)

よこすか芸術劇場

S席:6,500円A席:5,500円B席:4,500円

学割会員割

※未就学児は入場できません。

※発売初日の窓口販売は11:00から開始です。
午後の部(15:30開演)はこちら

4年ぶりの松竹大歌舞伎を飾るのは鴈治郎!

コロナ禍で休止していた松竹大歌舞伎巡回公演が4年ぶりに再開します。
今回の横須賀公演は、中村鴈治郎が、上方歌舞伎の代表的な名跡である中村鴈治郎家のお家芸「玩辞楼十二曲」のひとつに数えあげられる名作「土屋主税」をお届けます。
古風な情緒あふれる歌舞伎舞踊とともに絢爛豪華な舞台をどうぞお楽しみください。

出演

■土屋主税
土屋主税 中村鴈治郎
大高源吾 中村亀鶴
お園 上村吉太朗
晋其角 嵐橘三郎

■汐汲
蜑女苅藻 上村吉弥
此兵衛 中村亀鶴

演目

渡辺霞亭 作
一、玩辞楼十二曲の内 土屋主税 つちやちから 一幕二場

二、汐汲 しおくみ 長唄囃子連中

内容

あらすじとみどころ

■土屋主税
 赤穂浪士の一人である大高源吾が、西国の大名家へ仕官することが決まったと俳諧師の其角の家に別れの挨拶にやって来ます。其角は餞別として「年の瀬や水の流れも人の身も」という句を贈り、源吾はそれに「あした待たるるその宝船」と附け句をしてその場を立ち去ります。其角は、源吾が附けた下句は仕官を喜んだ句であると考え、亡君への恩を忘れたのかと源吾の変節に立腹しますが、この一件を聞いた土屋主税は、討ち入りを暗示した句であると読み解き、わざと眠ったふりをします。やがて隣家の吉良邸内から刃を交える音が聞こえてくると、主税は喜び、要所に高張提灯を灯させて、陰ながら浪士たちを援助するのでした。
 明治四十(一九〇七)年十月に大阪の角座で初演された、渡辺霞亭作の忠臣蔵の外伝物。俳諧を巧みに織り交ぜながら、討ち入りを待ち望む主税の心情を描いた、上方歌舞伎の代表的な名跡である中村鴈治郎家のお家芸「玩辞楼十二曲」の一つに数えられる名作です。

■汐汲
 時は平安時代。帝の逆鱗に触れ、須磨に流された在原行平は、松風と村雨という姉妹の蜑女を寵愛し、帝に罪を赦され都へ戻る際に自らの烏帽子と狩衣を形見として与えました。その浜辺にやって来た蜑女の苅藻は、汐汲桶に映る月影に、会うことの叶わない恋人への思いを馳せて舞を舞い始めます。そこへ、苅藻に思いを寄せる漁師の此兵衛が現れますが、苅藻は此兵衛をあしらいながら去っていくのでした。
 女方の舞踊の中でも屈指の人気曲のひとつであるこの作品は、在原行平が土地の蜑女と歌を交わしたという説話を基に、「古今和歌集」の行平が詠んだ短歌などが影響を及ぼして生まれた謡曲の「松風」が題材になっています。松風は幽玄能の中でも屈指の名作で、歌舞伎や浄瑠璃に大きな影響を与え、それらの作品の素材ともなりました。今回の『汐汲』もそのひとつで、苅藻の悲しくもまた初心な恋心や、此兵衛との駆け引きを舞踊仕立てで描き出しています。古風な情緒溢れる歌舞伎舞踊をじっくりとお楽しみください。

お問い合わせ

横須賀芸術劇場 046-828-1602

主催 公益財団法人横須賀芸術文化財団
製作 松竹株式会社
協賛 日本水産観光株式会社
協力 国際ソロプチミスト横須賀