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合唱 主催 終了

横須賀芸術劇場合唱団 & 少年少女合唱団 ウィンター・コンサート

2024年 12月8日 (日) 15:00開演 (14:30開場)

横須賀市文化会館 大ホール

全席指定大人:2,000円子ども(小学生〜高校生):900円

※未就学児は入場できません。 託児

※発売初日の窓口販売は11:00からです。

今年の年末は「第九」と「クリスマスコンサート」を一度に楽しもう

横須賀芸術劇場の2つの劇場専属合唱団が合同でお贈りする冬のコンサート。
第1部は、少年少女合唱団がその透明な歌声でクリスマス・キャロルやクリスマスのポピュラーソングを披露。
第2部では、この演奏会のために集った高校生以上の団員からなる横須賀芸術劇場合唱団が、年末の風物詩でもあるベートーヴェンの「第九」の第4楽章をリスト編曲版の2台ピアノの伴奏で歌い上げます。ソリストには、6月に100名以上の応募の中からオーディションで選出された4名を迎えます。
さらには今回のための特別な編曲による合同演奏もあり、合唱音楽のエッセンスが詰まったコンサートになることでしょう。
8歳の子どもから80歳を超える大人まで総勢250名で心を合わせて紡ぐハーモニーを是非お楽しみください。

■出演者変更のお知らせ
ベートーヴェン 交響曲 第9番のバス(ソリスト)変更のお知らせ[10/16]


■各団の団員から魅力を紹介


■横須賀芸術劇場少年少女合唱団 2024年度高校3年生最後の演奏会を前に合唱団の思い出を語る

出演

第1部
指揮:渕上千里/廣橋英枝
ピアノ:水戸見弥子
合唱:横須賀芸術劇場少年少女合唱団

第2部
指揮:梅沢一彦
ソプラノ:中川郁文
アルト:城守 香
テノール:中村祐哉
バス:大塚博章 ※当初発表から変更になりました。
ピアノ:松本康子/清水 新
合唱:横須賀芸術劇場合唱団

出演者プロフィール
少年少女合唱団 常任指揮者:渕上千里


国立音楽大学器楽学科ピアノ専攻卒業。高尾茂治、土屋律子両氏に師事。1985年ウィーン夏季セミナーに参加。アレキサンダー・イェンナー氏に師事。同年第1回日本モーツァルト音楽コンクール第3位入賞。フランス、ヴィルクローゼ音楽アカデミーの給費生としてダルトン・ボールドウィンマスタークラス修了。その後アンサンブルピアニストとして活動し、アメリカ、ハンガリー、ロシア等海外公演にも同行する。多数の歌手との共演や、合唱、アンサンブルでのコンサート、ソロリサイタル、放送等多方面で活発な演奏を行う。最近では精力的に指揮活動も展開し、東京ヴォーカルアンサンブルコンテストや東京都春のコーラスコンテスト等で指揮をし多数入賞。また、国立音楽大学附属中学、高等学校で合唱の授業を担当。2018年7月より横須賀芸術劇場少年少女合唱団の指揮者に就任。

少年少女合唱団 指揮者:廣橋英枝


横須賀芸術劇場少年少女合唱団第5期生。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。第61回全日本学生音楽コンクール東京大会声楽部門高校の部奨励賞、同全国大会第2位。これまでオペラにおいては、『フィガロの結婚』スザンナ役、『愛の妙薬』アディーナ役、『セヴィリアの理髪師』ロジーナ役、『タンホイザー』エリーザベト役を好演。また、2016年春に公開された岩井俊二監督作品「リップヴァンウィンクルの花嫁」の劇中歌を担当。14年4月より横須賀芸術劇場少年少女合唱団アシスタントを務め、18年7月から指導者・指揮者に就任。

少年少女合唱団 ピアニスト:水戸見弥子


桐朋学園大学音楽学部演奏学科ピアノ専攻卒業。同アンサンブル・ディプロマコース修了。東京・春・音楽祭での『パルジファル』『タンホイザー』、都響『第九』『イワン雷帝』などの音楽スタッフを務め、文化庁「本物の舞台芸術体験事業」では、ピアニストとして参加。現在、声楽、合唱、室内楽をはじめとする全国各地でのコンサートやレコーディングのほか、NYのカーネギーホールでの公演など、国内外で活発に演奏活動を行っている。2018年7月から横須賀芸術劇場少年少女合唱団の指導者・ピアニストに就任。

合唱:横須賀芸術劇場少年少女合唱団


1997年創立。劇場専属のアマチュア児童合唱団として、プロの指導のもと、基礎から学び、継続した練習を経て、プロ演奏家との共演もできる、音楽性の高い合唱団を目指している。年2回の定期演奏会を行うほか、オーケストラとの共演やレコーディング、市内福祉施設への訪問コンサートなど幅広い活動を展開。近年では、21年3月、こどもコーラス・オンラインフェスティバル(主催:全日本合唱連盟/朝日新聞社)に参加。また、21年7月および22年6月に全日本合唱コンクール全国大会小学校の部課題曲セミナー収録を行う。23年3月、神奈川フィルフューチャー・コンサート(山本直純:児童合唱と管弦楽のための組曲「えんそく」)出演。5月には、日本合唱指揮者協会主催 NHK全国学校音楽コンクールの課題曲オンラインセミナーの収録を行う。2024年4月神奈川フィルハーモニー管弦楽団 Dramatic Series 歌劇『夕鶴』團 伊玖磨生誕100年記念公演 セミステージ形式に出演し、好評を博す。現在、団員は小学2年生~高校3年生まで103名。

芸術劇場合唱団 常任指揮者:梅沢一彦

うめざわかずひこ:写真

国立音楽大学卒、同大学院オペラ専攻修了。『フィガロの結婚』『ドン・ジョヴァンニ』『椿姫』「魔弾の射手」をはじめとした数多くのオペラに出演。第18回つくば国際音楽祭では、メラニー・ホリデーと共演し絶賛を博したほか、長野オリンピック文化プログラム『善光寺物語』では中臣勝海を好演。近年は国内ではイタリア声楽コンコルソ他、マグダ・オリヴェーロ国際声楽コンクールの審査員(ミラノ)として後進の指導に充っている。日本演奏連盟会員、ミラノ音楽協会ムジカ・ドマーニ正会員。

ソプラノ:中川 郁文

なかがわいくみ:写真

兵庫県出身。奈良教育大学卒業、京都市立芸術大学大学院、サントリーホールオペラ・アカデミーを修了。
横須賀芸術劇場で行われた世界オペラ歌唱コンクールNEUE STIMMENのアジア地区代表に選ばれ、世界大会へ出場。そこでスカウトされザルツブルク音楽祭に日本人で初めてYoungSingersProjectのメンバーとして出演。その際指揮者のA.ケリーは声の美しさと表現力の高さを絶賛した。これまでにPMF札幌、井上道義指揮サラダ音楽祭、セイジオザワ松本フェスティバル、また日本各地での第九やレクイエム、交響曲のソリストを務めた。主軸はオペラで、ヒロイン役として数多くのオペラに出演。2021年フレッシュ・アーティスツfrom ヨコスカのシリーズでソプラノ・リサイタルを行った。

アルト:城守 香

しろもり かおり:写真

東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。同大学院修士課程ソロ科修了。
2003 年ビゼー『カルメン』(メルセデス)を歌い、オペラデビュー。その後、主に歌曲や宗教曲ソリストとしての研鑽を積み、国内外に於いて日本歌曲、ドイツ歌曲演奏会やオラトリオの演奏会に多数出演。J. S. バッハ「マタイ受難曲」「ヨハネ受難曲」「ロ短調ミサ」「クリスマス・オラトリオ」、ヘンデル「メサイア」、ベートーヴェン「ミサ・ソレムニス」「交響曲第9番(合唱つき)」、メンデルスゾーン「エリアス」、ドヴォルザーク「スタバト・マーテル」、ヴェルディ「レクイエム」、デュリュフレ「レクイエム」等のソリストを務める。オペラレパートリーとしては、ヴェルディ『アイーダ』(アムネリス)、『ドン・カルロ』(エボリ公女)、『イル・トロヴァトーレ』(アズチェーナ)、『仮面舞踏会』(ウルリカ)、ビゼー『カルメン』(カルメン)等がある。2003 年よりドイツ連邦共和国終身プロフェッサー小松英典教授の薫陶を受け、北ドイツ(ハンブルク)へ留学。2015 年完全帰国。
第 22 回奏楽堂日本歌曲コンクール第一位。第4回竹久夢二コンクール第一位。東京レルヒェンコーア、座間ひまわり合唱団常任指揮者。宇都宮短期大学音楽科客員教授。藤原歌劇団正団員。日本オペラ協会正会員。鹿沼ふるさと大使。とちぎ未来大使。

テノール:中村祐哉

なかむら ゆうや:写真

玉川大学芸術学部パフォーミングアーツ学科卒業(優秀学生賞受賞)。桐朋学園大学大学院修士課程修了(奨学生)。東京二期会58期マスタークラス修了。優秀生徒による新進声楽家の夕べに出演。また、エイベックスジュニアアカデミーにてJ-popも学び、オペラだけではなく、CMやミュージカル、ディナーショーなど多方面に出演。
これまでに、オペラ「愛の妙薬」ネモリーノ役、オペラ「魔笛」タミーノ役、モノスタトス役、オペラ「ランメルモールのルチア」アルトゥーロ役、オペラ「ヘンゼルとグレーテル」魔女役、オペラ「助けて!グロボリンクス!」校長役、オペラ「あまんじゃくとうりこひめ」家来役、オペレッタ「天国と地獄」プルート役、マーキュリー役、オペレッタ「こうもり」アルフレード役、オペレッタ「チュリパタン島」エルモーザ役などに出演。
群馬にて、ブリランテイルモンド合唱団設立。他多数合唱団指導。海外でも演奏を多数出演。
第65回全日本学生音楽コンクール東京大会入選。
これまでに市川和彦、腰越満美、大橋ゆり各氏に師事。桐朋学園大学嘱託演奏員。玉川大学教育学部教育学科非常勤講師。東京二期会、東京室内歌劇場会員。

バス・バリトン Bass・Baritone:大塚博章 Hiroaki Otsuka

大塚博章 Hiroaki Otsuka

岩見沢市出身。玉川大学芸術学科卒業。二期会オペラ研修所プロフェッショナルコース修了。第5回日本クラシック音楽コンクール最高位。第42回日伊声楽コンコルソ第3位。平成18年度文化庁派遣芸術家在外研修員としてミュンヘンに渡り、ワーグナー作品を中心に研鑽を積む。帰国後は新国立劇場『タンホイザー』『ジャンニ・スキッキ』『イオランタ』『夏の夜の夢』に出演する他『ニーベルングの指環』等でカヴァーキャストを務める。東京二期会では『魔笛』ザラストロ、『パルシファル』ティトゥレル等の他共同制作『カルメン』スニガ等を演じるほか、ゲルギエフ指揮『サロメ』、アシュケナージ指揮『不死身のカシチェイ』等に出演。二期会会員

芸術劇場合唱団 主任ピアニスト:松本康子

まつもとやすこ:写真

桐朋学園大学卒業後、同校アンサンブル・ディプロマコース修了。全国各地でコンサートやリサイタルの伴奏者を務め、鋭くも温かな感性に裏打ちされた演奏は、多くのアーティスト達より絶大な信頼を得ている。録音CDとして「Voices 」Ⅰ~Ⅳ(メゾソプラノ・郡愛子)、ビクター「近代歌曲選集」の他、オカリナ・麻生圭子との「一日の終わりに」は東日本大震災復興支援「いい音楽、とどけようプロジェクト」に選ばれる。編曲に携わった教本「誰でもすぐ弾けるピアノ伴奏⒈2.」(kmp出版)、同タイトルCD/DVD(キングレコード)も好評発売中。桐朋学園大学嘱託演奏員。桐朋学園芸術短期大学委託演奏員。

芸術劇場合唱団 ピアニスト:清水 新


神奈川県出身。国立音楽大学附属音楽高等学校音楽科を経て、同大大学院を修了。
ピアノを篠崎眞佐子、野村アキ、拝田正機、三木香代の各氏に、指揮法を永井宏に師事。
在学中、ブラームスのピアノ協奏曲2番、グリーグのピアノ協奏曲を同大オーケストラと演奏、ジュリアン・ユー作曲『Chaconnissima』の初演などを行う。
大学院休学中の2006~09年、オペラユニット「LEGEND」のピアニストとして、全国で演奏活動を展開。
「ベートーヴェンのハンマークラヴィーアソナタ(Op. 106)における2つの初版の異同とその解決案」についての研究をもって2012年に大学院を修了。
2013年、サントリーホール「レインボウ21」にて指揮者として出演。
2016年、仙台フィル定期300回記念東京特別演奏会(ベルリオーズ『レリオ』)にて、合唱指揮を担当。
2018年、国立音楽大学室内合唱団Kammer Chor指揮者に就任。同年、国立音楽大学声楽専修合唱演奏会にてベートーヴェンの合唱幻想曲を演奏。
2019年、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番をラスベート交響楽団と、2021年にはニューシティ管弦楽団と共演。
大学院在学中より、国立音楽大学合唱団のピアニストとして、N響第九、読響定期はじめ数々の公演で、S. スクロヴァチェフスキ、P. ヤルヴィ、準・メルクル、下野竜也、J. ヴァルチュハなど、内外の著名な指揮者と共に音楽づくりを行う。
目下、新型コロナウイルス蔓延の影響で活動を制限されていたKammer Chorの再開に向け模索を続けている。

合唱:横須賀芸術劇場合唱団


劇場専属のアマチュア合唱団として、1995年9月創立。96年にモーツァルト「レクイエム」(指揮:大友直人/東京交響楽団)でプロオーケストラと初共演。毎年のベートーヴェン「第九」演奏会のほか、これまで合唱曲やオペラコーラスなど、多くの楽曲を披露している。2008年からは「美しき日本の歌」と題し、オリジナル編曲による歌い継ぐべき日本の楽曲の演奏にも取り組んでいる。また、同年3月には、マスカーニ「カヴァレリア・ルスティカーナ」で、初のオーケストラとのオペラ上演に成功した(指揮:北原幸男/横須賀交響楽団)。
常任指揮者は梅沢一彦、主任ピアニストは松本康子。

曲目

第1部
横須賀芸術劇場少年少女合唱団ステージ
<予定曲目>
ディン・ドン高らかに!
We Wish You A Merry Christmas
きよしこの夜

第2部
横須賀芸術劇場合唱団ステージ
ベートーヴェン 交響曲 第9番 二短調 Op.125「合唱付き」より 第4楽章 (リスト編曲/2台ピアノ版)

お問い合わせ

横須賀芸術劇場 046-828-1602

主催 公益財団法人横須賀芸術文化財団
共催 よこすか文化パートナーズ
協賛 京浜急行電鉄株式会社/山崎製パン株式会社
協力 防衛大学校音楽部