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舞踊・ダンス 主催 終了

エクトル・デル・クルト タンゴ五重奏団

永遠のタンゴ 2019

2019年 9月28日 (土) 15:00開演 (14:30開場)

よこすか芸術劇場

S席:5,500円A席:4,500円

学割会員割

※未就学児童は入場できません。 託児

タンゴの本場を超える演奏の楽団と、 圧倒的なパフォーマンスが魅力のダンス2カップルが来日!

タンゴの豊かな伝統と現代性をニューヨークというフィルターをとおして融合・完成させた
ユニット。タンゴ伝統の名曲からピアソラ作品まで、2組のダンスカップルとともに迫真のステージを繰り広げる! 特に、ミリアム&レオナルドの至高のダンスは必見!

出演

演奏:エクトル・デル・クルト タンゴ五重奏団
    エクトル・デル・クルト(バンドネオン/音楽ディレクター)
    グスタボ・カセナベ(ピアノ)
    サミ・メルディニアン(ヴァイオリン)
    ジソー・オーク(チェロ)
    ペドロ・ヒラウド(コントラバス)
ダンス:ミリアム&レオナルド/フリエタ&アルバロ

出演者プロフィール
演奏:エクトル・デル・クルト タンゴ五重奏団

エクトル・デル・クルト タンゴ五重奏団

巨匠オスバルド・プグリエセ楽団のバンドネオン奏者としてキャリアを重ねたエクトルが、ニューヨークで活躍するアルゼンチン人音楽家たちとともに2003年に結成した五重奏団。パワフルでダイナミック、そしてなによりタンゴ愛に満ち溢れた音楽を奏で、タンゴの豊かな伝統と現代性をニューヨークというフィルターをとおして融合・完成させたアルゼンチンタンゴ・ユニット。
タンゴ伝統の名曲からピアソラ作品まで、迫真のステージを繰り広げる!

<メンバー>
エクトル・デル・クルト(バンドネオン, 音楽ディレクター) Héctor Del Curto
グスタボ・カセナベ(ピアノ)  Gustavo Casenave
サミ・メルディニアン(バイオリン) Sami Merdinian
ジソー・オーク(チェロ)  Jisoo Ok
ペドロ・ヒラウド(コントラバス) Pedro Giraudo

バンドネオン, 音楽ディレクター:エクトル・デル・クルト

エクトル・デル・クルト

ニューヨーク在住。17歳の時に, アルゼンチンで ”25歳以下のベスト・バンドネオン奏者” に選ばれ, その後、オスバルド・プグリエセ率いる伝説のタンゴ楽団でキャリアをつむ。1999年には、その芸術的業績が認められて、イタリア=アメリカン・ネットワークから “Golden Note Award” を受賞。また音楽監督として、世界的に大ヒットしたタンゴショー『フォーエバー・タンゴ』をブロードウェイで演出し、“フォーエバー・タンゴ 楽団”を設立。
2003年には、新たに結成した “エターナル・タンゴ・オーケストラ”(現エクトル・デル・クルト・タンゴ・オーケストラ)を率い、リンカーン・センターで幾度となく演奏。ニューヨーク・タイムズは Héctorに対して “素晴らしい演奏家”と賞賛。また、プラシド・ドミンゴや、コロンビアの歌姫シャキーラのレコーディングにも参加している。
その他にも、アストル・ピアソラやパブロ・シーグレル (piano)、“ラテン・ジャズのジャイアント ”パ キート・デ・リベラ(sax)など、多くのアーティスト達と共演。その他、メトロポリタンオペラ管弦楽団、ブエノスアイレス交響楽団など、有名なオーケストラとも度々共演している。
 Héctorのキャリアは、25年以上に渡り、日本にはオスバルド・プグリエセ楽団で90年代に初来日、2016年には、パブロ・シーグレル五重奏団のソリストとして “東京JAZZ”に出演、2017年9月、自身のグループで東京と福岡で初公演、大評判となった。

ピアノ:グスタボ・カセナベ

グスタボ・カセナベ

ウルグアイ出身。アルゼンチンと並びタンゴを生み育んだウルグアイを代表するピアニスト、作編曲家。1997年からNYに移り住み、バークリー音楽大学を卒業。2012年のラテングラミーでは、ジャズのエディ・ゴメス(Cb)をゲストに迎えた自身のCD『Tango Casenave』がノミネートされた。また同年、首都モンテビデオで開催された“ウルグアイの偉大な音楽家たち”のコンサートシリーズに招かれ、ソリス大劇場を満席にした。
現在は、エクトルともに五重奏団の要のひとりとして活躍する傍ら、ジュリアード音楽院をはじめ全米各地の大学や
欧米の音楽院でマスタークラスを担当し、世界中を飛び回っている。タンゴ以外にもこれまで、ヨーヨー・マやベット・ミドラー、ニール・セダカ、ロバート・デュバルなどと共演している。

ヴァイオリン:サミ・メルディニアン

サミ・メルディニアン

アルゼンチン、コルドバ出身。ジュリアード音楽大学卒。これまで、アルゼンチン国立交響楽団、ブエノスアイレス・フィルハーモニーなどで腕を磨いた後、ソリストとしてイタリアやオランダなどで演奏。ニューヨークに移住してからは、カーネギーホールやリンカン・センター、他でプレイしてきた。またアルゼンチンやスロバキアのコンペティションで金賞を獲得。大阪で開催の国際コンクールにも選出され来日している。
2006年より、エクトルのタンゴ五重奏団に加わり、また、並行して自身のカルテット“Sybarite 5” でも活動。タンゴではこれまでレオポルド・フェデリコ、ネストル・マルコーニ、リサンドロ・アドローベルなどのマエストロたちと共演。2015年には、ブエノスアイレスとコルドバで開催されたコンサート、“ドヴォルザークのコンチェルト”のソリストとして招かれ演奏、喝采を浴びた。2017年、エクトルとともに来日。

チェロ:ジソー・オーク

ジソー・オーク

韓国・ソウル生まれ、ニュージーランド育ち。ジュリアード音楽大学卒。11歳の時からチェロを学びクラシック音楽からタンゴ、ジャズ、現代音楽の世界まで幅広く活躍してきた。ニューヨークに居を構えてからは、パブロ・シーグレル(piano)、パキート・デ・リベラ (sax)、ジャズ・ベースのロン・カーターなどと多くの著名アーティスト達とリンカーン・センターやカーネギーホール、バードランドなどで共演してきた。
現在は、パートナーでもあるエクトルとともに、多くの活動をともにしている。また、毎年夏にバーモント州で開催される ”ストー(Stowe)タンゴ・ミュージック国際フェスティバル” の創設者であり、エグゼクティブ・ディレクターとして活躍。2017年、エクトルとともに来日。

コントラバス:ペドロ・ヒラウド

ペドロ・ヒラウド

アルゼンチン、コルドバ出身。作編曲家、1996年よりニューヨーク在住。タンゴからジャズまで幅広い分野で活動、これまでパブロ・シーグレルやパキート・デ・リベラ、ルベーン・ブラデス(vo)、ディジー・ガレスピー、ブランフォード・マルサリス等、ジャズやラテンミュージック界の多くの著名音楽家たちと共演。タンゴ・ショーでは “タンゴ・コネクション”、“タンゴ・メトロポリス” などの音楽監督を務めた。
2016年、 “東京JAZZ”への出演 、2017年の東京・福岡公演のためエクトルとともに来日。またその他にも度々、来日公演を行っている。

ダンスカップル:ミリアム&レオナルド (Miriam Larici & Leonardo Barrionuevo)

ミリアム&レオナルド

2人ともアルゼンチン生まれ。ブエノスアイレスでタンゴを学び、それぞれ “グロリア&エドゥアルド・タンゴ舞踊団” や首都の人気タンゴ・ライブスポットでダンスに磨きをかけた後、2人でカリフォルニア州に移住。その後ダンス・プロダクションを立ち上げ、レッスンのみならず合衆国西部で数々のタンゴ・フェスティバル、タンゴ・クルーズを開催し、タンゴダンスの拠点を築き上げた。
2009年からは、FOXやBBC,NBC、ABCなど多くのTV番組で振り付けを担当、2009年、NBCの「Superstars of Dance」のコンペティションでは見事チャンピオンに輝く。2014年、UNIVISION放送の「ラテングラミー・アワーヅ」では、サルサ界の大御所ルベーン・ブラデスの受賞作品「Tangos」でタンゴダンスを披露。
また、ミリアムは世界的に大ヒットしたタンゴショー「フォーエバータンゴ」の公演ポスターの中央をひとりで飾り、アイコン的象徴となった。さらに「42 nd. Street」「Me and My Girl」「Mambo Kings」など、数々のブロードウェイ上演ヒット作品に出演。
レオナルドもまた「フォーエバータンゴ」で人気を獲得、ダンサー及び振付家として、多くのタンゴショーを手がけてきた。アクロバティックなタンゴダンスを得意とし、観衆を魅了し続けている。

ダンスカップル:フリエタ&アルバロ (Julieta Cappiello & Alvaro Salas)

フリエタ&アルバロ

アルバロは、世界的な大ヒットタンゴショー ”フォーエヴァー・タンゴ” や ”タンゴ x2” 公演などで世界各国を巡演。ホワイトハウスでは、オバマ元大統領にダンスを献上、またマドンナにタンゴ舞踊指導するなど輝かしい経歴を持つ。毎年、東京で開催されている「タンゴダンス世界選手権アジア大会」の審査員を歴任し、2013年には、タンゴの本場ブエノスアイレス開催の「タンゴダンス世界選手権」の審査員に選出された。
フリエタは、ブエノスアイレスの音楽の殿堂コロン劇場でクラシック・バレエを学んだ後、タンゴダンスに惹かれて技術と表現力を学ぶ。卓越した才能と努力が認められ多くのステージを経験、中でも ”タンゴ・デザイア“、”タンゴ・レジェンド“ などのヒットショーに出演し、さらに磨きをかけた。
2013年秋よりアルバロのパートナーとして活躍、アルゼンチンと日本を拠点に、ヨーロッパ、アジア各国、南米など世界中を飛び回っている。

曲目

ラ・クンパルシータ
リベルタンゴ
エル・チョクロ
エバリスト・カリエゴに捧ぐ
これぞ王様
白い小鳩
ブエノスアイレスの夏
アディオス・ノニーノ
天使のミロンガ
天使の死
ほか

お問い合わせ

横須賀芸術劇場 046-828-1602

主催 公益財団法人横須賀芸術文化財団