公演・イベント情報 Event Information

伝統芸能 主催 終了

松竹大歌舞伎(昼)

2018年 7月31日 (火) 12:30開演 (12:00開場)

よこすか芸術劇場

S席:6,000円A席:5,000円B席:4,000円

学割会員割

※未就学児童は入場できません 託児

人気、実力を兼ね備えた尾上菊之助が登場!華やかで見どころ満載の大歌舞伎

今回は、人気花形俳優の菊之助が中心となる公演です。洗練された七五調のせりふや歌舞伎の様式美が詰まった「御所五郎蔵」と、十七代目中村勘三郎が復活させた人気演目で日本舞踊にタップをとり入れる斬新な演出の「高坏」を、菊之助が初役で勤めます。また、力強くもたおやかな舞踊「近江のお兼」の豪華3演目にぜひご期待ください。

出演

尾上菊之助
坂東彦三郎
中村梅枝
中村萬太郎
中村米吉
市村橘太郎
市川團蔵
ほか

出演者プロフィール
:尾上菊之助(おのえ きくのすけ) 五代目 音羽屋

尾上菊之助

昭和52年8月1日生まれ。尾上菊五郎の長男。59年2月歌舞伎座『絵本牛若丸』で六代目尾上丑之助を名のり初舞台。平成8年5月歌舞伎座『弁天娘女男白浪』の弁天小僧、『鏡獅子』の小姓弥生・獅子の精で五代目尾上菊之助を襲名。家の芸を受け継ぐ一方、国内のみならず英国でも評価を受けた『NINAGAWA十二夜』や、世界三大叙事詩「マハーバーラタ」を題材とした新作歌舞伎の上演などにも取り組む。立役・女方を共に演じる実力を兼ね備えた花形俳優。

:坂東彦三郎(ばんどう ひこさぶろう) 九代目 音羽屋

坂東彦三郎

昭和51年6月29日生まれ。坂東楽善の長男。56年12月国立劇場『寺子屋』の寺子で初お目見得。57年5月歌舞伎座『淀君情史』の亀丸で五代目坂東亀三郎を名のり初舞台。平成29年5月歌舞伎座『石切梶原』の梶原平三ほかで九代目坂東彦三郎を襲名。次世代を担う立役として、実直な芸風と爽やかな口跡が魅力の花形俳優。

:中村梅枝(なかむら ばいし) 四代目 萬屋

中村梅枝

昭和62年11月22日生まれ。中村時蔵の長男。平成3年6月歌舞伎座『人情裏長屋』の沖石一子鶴之助で初お目見得。6年6月歌舞伎座〈四代目中村時蔵三十三回忌追善〉『幡随長兵衛』の倅長松ほかで四代目中村梅枝を襲名し初舞台。24年12月新橋演舞場『籠釣瓶』の兵庫屋九重ほかで名題昇進。古典的な品格を備える若女方として活躍。

:中村萬太郎(なかむら まんたろう) 初代 萬屋

中村萬太郎

平成元年5月12日生まれ。中村時蔵の次男。6年6月歌舞伎座〈四代目中村時蔵三十三回忌追善〉の『道行旅路の嫁入』の旅の若者で初代中村萬太郎を名のり初舞台。24年12月新橋演舞場『御摂勧進帳』の山城四郎義就ほかで名題昇進。溌剌とした所作が心地良い今後も目が離せない若手立役。

:中村米吉(なかむら よねきち) 五代目 播磨屋

中村米吉

平成5年3月8日生まれ。中村歌六の長男。12年7月歌舞伎座『宇和島騒動』の武右衛門倅武之助で父・歌六の前名を継ぎ、五代目中村米吉を襲名し初舞台。27年1月浅草公会堂『一條大蔵譚』奥殿の常盤御前ほかで名題昇進。大役への抜擢も相次ぎ、愛らしさが際立つ若女方。

:市村橘太郎(いちむら きつたろう) 初代 橘屋

市村橘太郎

昭和36年10月27日生まれ。十七代目市村羽左衛門に入門、42年10月歌舞伎座『盛綱陣屋』の小三郎ほかで初舞台。43年4月歌舞伎座『逆櫓』の遠見で坂東うさぎを名のる。56年5月坂東橘太郎と改名。26年5月歌舞伎座『魚屋宗五郎』の小奴三吉ほかで初代市村橘太郎を名のり幹部昇進。軽やかな身のこなしと小粋な芸風が持ち味の芝居巧者な立役。

:市川團蔵(いちかわ だんぞう) 九代目 三河屋

市川團蔵

昭和26年5月29日生まれ。祖父は八代目市川團蔵。31年5月歌舞伎座『義経千本櫻』の六代君で市川銀之助を名のり初舞台。二代目尾上松緑のもとに預けられ、62年5月歌舞伎座『馬盥』の光秀ほかで九代目市川團蔵を襲名。日本舞踊柏木流十代目宗家も兼ねる。荒事、実事、敵役から老   け役までこなし、貫禄が舞台に満ちあふれるベテランの立役。

演目

一、近江のお兼(おうみのおかね)
    近江のお兼 中村 梅枝

  河竹黙阿弥 作
二、曽我綉俠御所染(そがもようたてしのごしょぞめ)
  御所五郎蔵
    御所五郎蔵 尾上 菊之助
   星影土右衛門 坂東 彦三郎
       皐月 中村 梅枝
       逢州 中村 米吉
     梶原平蔵 中村 萬太郎
    花形屋吾助 市村 橘太郎
    甲屋与五郎 市川 團蔵

  久松一声 作
三、高坏(たかつき)
     次郎冠者 尾上 菊之助
      高足売 中村 萬太郎
     太郎冠者 市村 橘太郎
      大名某 市川 團蔵

お問い合わせ

横須賀芸術劇場 046-828-1602

主催 公益財団法人横須賀芸術文化財団
製作 株式会社松竹