公演・イベント情報 Event Information

リサイタル・室内楽 主催 終了

藤木大地&みなとみらいクインテット

2023年 8月6日 (日) 14:00開演 (13:15開場)

よこすか芸術劇場

S席:4,500円A席:3,500円プレミアムサンクス料金(S席):3,500円

学割会員割

※未就学児は入場できません。

藤木大地&みなとみらいクインテット公演 特別インタビューを公開中!
第一弾 藤木大地さん
第二弾 藤木大地さん&加藤昌則さん
第三弾 田村響さん

日本が世界に誇るカウンターテナー藤木大地。その唯一無二の声と、今を華やぐ最高のソリストたちが奏でる至極の音楽

オペラから室内楽、バロックから現代曲に至るまで、その完璧にコントロールされた柔らかな美声で人々を魅了し続ける藤木大地。今回は各界の第一線で活躍するソリストたちと奏でる唯一無二のアンサンブルを、繊細なピアニッシモから息をのむようなダイナミックなサウンドまで、満遍なく響き渡るよこすか芸術劇場(大劇場)でお届けいたします。どうぞ極上の音楽を余すことなくお楽しみください。この企画は、「横浜みなとみらいホール プロデューサー 2021-23」に就任した藤木大地が提唱する横浜市と地域の文化施設ネットワーク化プロジェクトの第一弾として開催します(他、神奈川県横浜市、新潟県新潟市、奈良県大和高田市、広島県三原市、福岡県福岡市で実施)。


藤木大地さん特別動画!藤木大地&みなとみらいクインテット横須賀公演

加藤昌則さん特別動画!藤木大地&みなとみらいクインテット横須賀公演

※動画は2022年10月18日に神奈川県立音楽堂で行われたコンサートの映像です。曲目・出演者は本公演と異なりますので、ご理解頂きますようお願いいたします。

出演

カウンターテナー:藤木大地
ヴァイオリン:成田達輝/山根一仁
ヴィオラ:川本嘉子
チェロ:遠藤真理
ピアノ:田村響

出演者プロフィール
カウンターテナー Countertenor:藤木大地 Daichi Fujiki

藤木大地 写真
?hiromasa

 2017年、オペラの殿堂・ウィーン国立歌劇場にライマン『メデア』ヘロルド役で鮮烈にデビュー。東洋人のカウンターテナーとして初めての快挙で、大きなニュースとなる。2012年、第31回国際ハンス・ガボア・ベルヴェデーレ声楽コンクールにてハンス・ガボア賞を受賞。同年、日本音楽コンクール第1位。2013年、ボローニャ歌劇場にてグルック『クレーリアの勝利』マンニオ役でヨーロッパデビュー。国内では、主要オーケストラとの公演や各地でのリサイタルがいずれも絶賛を博している。
 新国立劇場2020/21シーズン開幕公演では、ブリテン『夏の夜の夢』にオーベロン役で主演、続けてバッハ・コレギウム・ジャパンとのヘンデル『リナルド』でもタイトルロールを務め、その圧倒的な存在感と唯一無二の美声で聴衆を魅了し、オペラ歌手としての人気を不動のものにする。
 2021年には3枚目のアルバム「いのちのうた」がキングインターナショナルよりリリースされた。2022年には、新国立劇場 ヘンデル『ジュリオ・チェーザレ』トロメーオ役で出演。バロックからコンテンポラリーまで幅広いレパートリーで活動を展開し、デビューから現在まで話題の中心に存在する、日本が世界に誇る国際的なアーティストのひとりである。
 洗足学園音楽大学客員教授。横浜みなとみらいホール プロデューサー 2021-2023。
 Official Website:www.daichifujiki.com

ヴァイオリン Violin:成田達輝 Tatsuki Narita

成田達輝 写真
©Marco Borggreve

 2010年ロン=ティボー国際コンクール第2位、2012年エリザベート王妃国際音楽コンクール第2位。国内外の指揮者・オーケストラと多数共演し高い評価を得るとともに、リサイタルやジャンルにこだわらない様々なアーティストとの室内楽においても圧倒的なテクニックと多彩な表現力を披露。現代作曲家とのコラボも得意とする。1711年製ストラディヴァリウス“Tartini”使用。(宗次コレクションより貸与)

ヴァイオリン Violin:山根一仁 Kazuhito Yamane

山根一仁 写真
?K.MIURA

 1995年札幌生まれ。
 中学校3年在学中、2010年第79回日本音楽コンクール第1位、およびレウカディア賞、黒栁賞、鷲見賞、岩谷賞(聴衆賞)並びに全部門を通し最も印象的な演奏・作品に贈られる増沢賞を受賞。同コンクールで中学生の1位は26年ぶりの快挙であった。
 以後、桐朋女子高等学校音楽科(共学)在学中より国内外の音楽祭、マスタークラスでソロ、室内楽ともに研鑽を積み音楽賞、ディプロマなど数多く受賞。国内外のオーケストラと共演を重ね、テレビ・ラジオの出演も多い。
 これまでに故富岡萬、水野佐知香、原田幸一郎の各氏に、またドイツ国立ミュンヘン音楽演劇大学ではクリストフ・ポッペン氏に師事。

ヴィオラ Viola:川本嘉子 Yoshiko Kawamoto

川本嘉子 写真
©島崎陽子

 1992年ジュネーブ国際コンクールビオラ部門で最高位受賞。他多数の賞を受賞した。
 室内楽ではアルゲリッチ、バシュメット等世界一流のソリストたちと共演。ソリストとしてはガリー・べルティーニ、ジャン・フルネなど著名な指揮者と共演し絶賛を博す。東京都交響楽団では首席奏者を務め2021年までNHK交響楽団の首席客演奏者を歴任。現在は演奏活動のみならず、小澤音楽塾や愛知室内オーケストラなどで後進の育成にも力を注いでいる。

チェロ Cello:遠藤 真理 Mari Endo

遠藤真理 写真
©Yusuke Matsuyama

 第72回日本音楽コンクール第1位、2006年「プラハの春」国際コンクール第3位(1位なし)、2008年エンリコ・マイナルディ国際コンクール第2位。2009年齋藤秀雄メモリアル基金賞受賞。大阪フィル、読売日響、都響など国内主要オーケストラに招かれ、ゲルハルト・ボッセ、山田和樹など著名指揮者と、またウィーン室内管、プラハ響らと共演するなど、国内外で高い評価を得る。2017年4月より読売日本交響楽団のソロ・チェロ奏者にも就任。
 NHK大河ドラマ「龍馬伝」紀行演奏(第三部)を担当。エイベックス・クラシックスから同曲が収録された「Cello Melodies 龍馬伝紀行Ⅲ」や「ドヴォルザーク:チェロ協奏曲」をはじめ4枚のソロCDと、2019年12月に川久保賜紀(Vn)、三浦友理枝(Pf)と「ショスタコーヴィッチ:ピアノ三重奏曲第1番、第2番」「ピアノ三重奏 坂本龍一曲集」が同時発売され、トリオCDアルバムも3枚リリース。NHK-FMクラシック音楽番組「きらクラ!」(全国放送)のパーソナリティを8年間務めるなどテレビ、ラジオでも幅広く活躍。オフィシャル・ホームページ http://endomari.com

ピアノ Piano:田村 響 Hibiki Tamura

田村 響 写真
?武藤 章

 2007年10月ロン・ティボー国際コンクールにおいて弱冠20歳で第1位に輝き、一躍世界に注目されるに至った。
 2009年2月ビシュコフ指揮ケルン放送交響楽団の定期演奏会デビューと日本ツアーを行った他、これまでに、N響、読響、都響、新日本フィル、日本フィル、名古屋フィル、京響、大阪フィル、日本センチュリー響、東京シティ・フィル、神奈川フィル、仙台フィル、群響などと共演。日本各地でリサイタルを行う。
 室内楽活動にも力を入れており、アントニオ・メネセス、宮田大、三浦文彰の各氏等と共演を重ねるほか、同世代のアーティストとも多数共演する。また、2019年3月にはマニュエル・ルグリがプロデュースするバレエ作品にも出演し、自身初となるダンス・ステージとのコラボレーションを果たした。

曲目

ドヴォルザーク ピアノ五重奏曲 第2番より 第4楽章
ヴィヴァルディ♢ 歌劇『ジュスティーノ』より 喜びに身を震わせて☆
ヘンデル♢ 歌劇『オルランド』より 怪物や魔物と戦わせてくれ☆
J. シュトラウスⅡ世♢ オペレッタ『こうもり』より お客を招くのが好き☆
マスカーニ♢ アヴェ・マリア☆
ラフマニノフ♢ ヴォカリーズ☆
ヴォーン・ウィリアムズ♢ 静かな真昼☆
ブラームス ピアノ五重奏曲より 第4楽章
モリコーネ♢ ネッラ・ファンタジア☆
加藤昌則♢ 旅のこころ☆
モノー♢ 愛の讃歌☆
ヴュータン♢ アメリカの思い出「ヤンキー・ドゥードゥル」Op.17
木下牧子♢ 鴎☆
平井夏美♢ 瑠璃色の地球☆
村松崇継♢ いのちの歌☆

♢印:編曲 加藤昌則/☆:カウンターテナー 藤木大地
※曲順、曲目は変更になる場合がございます。

お問い合わせ

横須賀芸術劇場 046-828-1602

主催 公益財団法人横須賀芸術文化財団
協賛 かながわ信用金庫
協力 横浜みなとみらいホール